A TECER AS BELAS ARTES JAPONESAS

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作者:
「いま、日本のアートをつむぐ‐てわざ・こまやか」 実行委員会プロジェクトリーダー:西川肇一
カテゴリ:
アート/建築/デザイン > 作品集

Projeto de um grupo de artistas japoneses organizado por Choichi Nishikawa
"A TECER AS BELAS ARTES JAPONESAS,AGORA-MESTRIA E SENSIBILIDADE"

「いま、日本のアートをつむぐ‐てわざ・こまやか」実行委員会プロジェクトリーダー:西川肇一

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このプロジェクトは、日本人の感性の際立つ部分を年代性別のバリエーションによって、今日の日本のアートを最大限に紹介できるように企画し、作家性に富んだ6 名を上げました。

そのきっかけは、私が2009 年にポルトガル最大の国際現代芸術祭「第15回セルベイラビエンナーレ」に参加し、この30周年の節目に芸術監督に就任したばかりのAugusto Canedo氏と出会ったことから始まります。
次の第16回のビエンナーレにも現地を訪れ、Silvestre Pestana氏の企画に参加、版画の普及とビエンナーレの活動に貢献し、Canedo氏より日本人の展覧会の提案を受け開催される運びとなりました。


ポルトガル第二の都市ポルトは、広大なドウロ川の下流岸に位置しポルトワインの酒蔵が多くあるガイア市に隣接している、旧市街が美しい世界遺産の町です。
画廊が一斉にオープニングを迎えるアートの中心地MiguelBombarda通りは、カーニバルさながらの賑わいで活気に満ち、その勢いが私たちの会場Por Amor a Arte Galeria にも流れました。
しきりとメモを取る学生達、大きな犬を連れて鑑賞する男性など、日本では見られない光景に目を見張りました。
来場者は作品から形や色、そしてコンセプトから日本人の繊細で独創的な感性、それらから発するメッセージを感じ取っている様子でした。
この展覧会で市民やアーティストと深い交流が生まれ、言葉を超えたつながりを持てたことを嬉しく思っています。


関連事業として、美術を学ぶ学生に向けた版画ワークショップや、日本文化を学ぶ学生に向けたマンガと震災をとおしたアートの方向性についての講演を行ったことで、私たちのメッセージを広範囲に発信でき、想いを共有することができたと思っています。


また現地では、たくさんの方々にアドバイスやサポートを戴き、一定の成果をあげることができたことに感謝しています。


現在、EU加盟国で経済危機にある国の一つポルトガルが困難を乗り越え、これからどのようなアートシーンを構築していくのか。
そして私たち日本人がこれまでの両国の長い交流の歴史を重ね合わせ、今回の貴重な経験を生かすことで共に新たな時代へ前進したいと願っています。


西川 肇一
プロジェクトリーダー
「いま、日本のアートをつむぐーてわざ・こまやか」実行委員会

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